青柳いづみこ
プロフィール

安川加壽子、ピエール・バルビゼの両氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。東京芸術大学大学院博士課程修了。90年、文化庁芸術祭賞受賞。演奏と執筆を両立させる希有な存在として注目を集め、これまでリリースした8枚のCDが『レコード芸術』誌で特選盤に選ばれるほか、『翼のはえた指〜評伝安川加壽子』(白水社)で吉田秀和賞、『青柳瑞穂の生涯』(平凡社)で日本エッセイスト・クラブ賞、『六本指のゴルトベルク』(岩波書店)で講談社エッセイ賞、CD『ロマンティック・ドビュッシー』(カメラータ)でミュージック・ペンクラブ賞を受賞。最新刊『グレン・グールド 未来のピアニスト』(筑摩書房)も各紙誌で絶賛され、大きな話題を呼んだ。2012年は専門に研究するドビュッシーの生誕150周年に当たり、5月には神戸松方ホール、9月には浜離宮朝日ホールにて記念演奏会、著作やCDの刊行も予定されている。日本ショパン協会理事、大阪音楽大学教授、神戸女学院大学講師。